摘草料理 美山荘

祿 プロデューサー 門上武司より「摘草料理 美山荘」の推薦文 いま、食の世界では「サステナビリティ」という言葉が、大切にされています。「持続可能性」という意味で、これからもずっと食べられるような思想で食に取り組むということなのです。また「フードロス」や「フードマイレージ」などという言葉も同様に捉えられています。しかし「摘草料理」を標榜し、それをずっと実践しているのが京都にある「美山荘」そのものなのです。つまり、世界の食の牽引者と呼ばれる料理人が、ようやく「美山荘」の哲学と思想にたどり着いたということになります。現当主・中東久人さんはフランスの「アラン・デュカス」の元での修行経験もあり「摘草料理」の哲学をしっかり守りながらも、常にグローバルな世界の動向もきちんと捉え料理を作り続ける素晴らしい料理人です。「シンク・グローバル アクト・ローカル」という思想の実践者でもあります。京都の美山の冬の料理をしっかりお楽しみください。