Fujiya1935

祿 プロデューサー 門上武司より「Fujiya1935」の推薦文 大阪・本町で長い歴史を刻み4代続く「洋食屋ふじ家」。イタリア、スペインの修業を終え帰国した藤原哲也夫妻は「Fujiya1935」として新たなスタートを切りました。時はモードスパニッシュの風が全世界を駆け巡り始めた頃。地で学んだテクニックと感性によって、これまで経験をしたことがなかった料理を生み出し、関西のみならず多くの食いしん坊が詰めかけるレストランになりました。それから15年以上の歳月が流れ、地元の食材の良さを研究、知り抜き、「身体」と「心」、そして「脳」が美味しいと感じる料理を確実に提供するようになったのです。夏に食べた鱧とカラスミの料理などは、プレゼンテーションの面白さと味わいが渾然一体となり、記憶に残る一皿になりました。モードスパニッシュの領域をはるかに超え、まさに「Fujiya1935」ならではの世界が構築されています。藤原哲也夫妻の世界は、きっと食べる人に新たな感動を与えるはずです。