鮨処 つく田

祿 プロデューサー 門上武司より「つく田」の推薦文 「ROKU」初めての鮨となります。そのトップバッターをつとめるのが九州・唐津の名店「鮨処 つく田」です。ご主人の松尾雄二さんと息子さんの文平さんの二人が唐津前の鮨をにぎります。唐津前、つまり使う魚のほとんどが唐津の海で獲れたものばかり。「7月はウニ、アワビなど唐津らしい夏の食材が揃います。酒肴も夏らしいものを工夫したいと思っています」と松尾さん。こちらは鮨にたどり着く前に現れる数種の小鉢の楽しみも格別です。東京の「きよ田」という伝説の鮨屋で薫陶を受けた松尾雄二さんは、その衝撃を受け止めながらも唐津の海を愛し、独自の世界観を作り上げた職人の鏡のような存在です。その元で修業を重ねると同時に東京でも仕事を覚えた文平さん。親子というより、まさにパートナーという感じがカウンターの向こうからひしひしと伝わってきます。この二人が提案する「唐津の夏」を存分にお楽しみください。